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by klavier
楽譜 楽書 つぶやき などなど (2005.1-)
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本物 とは
外国に在住している人のブログを読んだ。
日本週間という催しで、その国向けの日本の紹介があるという。

京都の四季の写真を一枚一枚みて説明していると色々な事に気がつく


日本にいては気づかなかったことが、
またわかりやすく説明されているのでしょう。
茶会や弓道などの体験会もあるという。

芸術でも何でもそうだが、やはり本物や一流の人の行なうものを体験しなければ かくしんも出来ないであろう。そして本物こそ最も無駄が省けていて、容易にその本質が理解出来るということも往々にしてあるのだ。


本物こそ最も無駄が省けていて、容易にその本質が理解出来る。。。

ふかい。。。。





素人さんの催すつまらないもの
(略)彼女に答えた。「だからつまらない催しものにはあまり関わらないようにしているのだよ」と、
正直過ぎるか?

要はこうである。素人さんが素人さんを舞台に挙げても全くどうしようもないということなのである。
最初から道を間違っていれば如何せん結果は判っている。
その結果や差異が判らないのを素人さんと呼ぶのである。


特に異文化を舞台というまな板に載せて展示する方法は二通りしかないと思われる。

一つは高度に知的な方法であり、
これは学術的な積み重ねで的確に分析されている背景があってこそ成り立つ方法である。

一つはやはり何処まで行っても世界共通な職人的な、
その修行の厳しさをも垣間見せ無いような精華をお見せすることである。
(略)


逆に、お手本通りしか出来ない、自由度の無い表現というのは、
素人の手習いか、二三流の芸者のあり方で、そこに本質がないと言うことでもあるだろうか?
異文化の体験においては、本物の一流のものしか意味は全く無いと言い切っても良いだろう。

もし二流三流のものを体験して満足している者がいるとすれば、
それは多文化主義というビニールで作った毛皮を着ているエスキモーのようなものだろう。

良く昔から言われることだが、一流のものを体験しなければはじまらないと言うのは、
知らない者だからこそ、その本質が明快に宿る一流の本物に触れる必要があるということなのである。

by klavier_noten | 2010-04-16 11:32 | 音楽書/音楽関係 | Trackback | Comments(0)