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by klavier
楽譜 楽書 つぶやき などなど (2005.1-)
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指揮者岩城宏之さん逝く
武満徹さんの没後コンサートをキャンセルしていましたが、深刻な病状だったのでしょう。
詳細はこちら:アサヒコム
数々のエッセイは、面白くて本音が聞こえてくるようなものでした。山本直純さんとの学生時代を書いたエッセイは、ほんわかしていいエッセイでした。
小澤さんにはライバル心を抱いていたという記事もありましたが、エッセイの中で取り上げられていたエピソードに、

ある日小澤さんのコンサートに行った。1楽章が華やかに終わる曲で、案の定拍手が出た。そうしたら小澤さんがちょっと後ろを振り向いて、にこっと笑った、ありがとう、でもまだ続きがあるのです、というような仕草だった。これを見たとき、あぁ、小澤さんの人気の秘密ってここなんだな、と思った。自分だったら、くるっと振り向いて、鬼の形相(だったかな?)で拍手を制しただろう、と。


岩城さんの生演奏を聞いたのは、武満さんの還暦コンサートの時でした。サントリーHで行われたコンサートは、内外の現代作曲家がバースディープレゼントに、武満さんに捧げる曲を書く、というものでした。たしか、演奏時間も決められていて、オケだけでそうされるもの、という条件だったのが、誰か一人コーラスを使う曲を作ってしまったという事でした。岩城さんが、合唱はだめなの、といったら、もう作っちゃったよ、といわれて、急遽合唱団もいれたと説明していました。すべての演奏が終わった後、演奏した楽譜を会場にいた武満さんに渡したのが、ほほえましくて印象的でした。


こちら→毎日新聞亡くなる3日前までベートーベンを勉強していました
by klavier_noten | 2006-06-13 17:05 | 音楽/放送 | Trackback | Comments(0)