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by klavier
楽譜 楽書 つぶやき などなど (2005.1-)
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柳絮の舞う街~夕鶴
 柳絮(りゅうじょ)とは、ヤナギの綿毛や、その飛ぶ様子のこと。春の訪れを告げる現象です。
 NHK-BS2『わが心の旅』、今日の放送は『中国夕鶴の舞い降りた街』
 23年前北京、柳絮の候、團伊玖磨作曲オペラ『夕鶴』が初めて公演されたそうです。團氏が文革の始まった年に中国を訪ね、公演を試みて、なされず、79年に初めて実現出来たそうです。文革後初めてのオペラ公演に、こだわりなく日本のオペラを選んでくれた事は、嬉しい事ですね。
 『夕鶴』はハイビジョンオペラシアターで鮫島有美子役で観た事がありましたが、やはり長く上演されるだけあり、面白い作品でした。
 そして、團氏は、昨年(2001年です)中国版『夕鶴』の公演で北京に出向き、そこで、帰らぬ人となりました。
 初公演当時、夕鶴役を歌ったソプラノ伊藤京子さんが、その思い出をたどるという旅でした。当時の児童合唱隊の子供達は大学に学んでいて、はもう30代になっていました。懐かしき再会です。それから、中央歌劇院を訪ね、当時の公演で一緒に学び、その後ソプラノ歌手となった李さんに会いました。北京での初公演の後、中国語に翻訳され、それから夕鶴役を李さんが歌い続けていたそうです。現在は演出家として活躍され、『蝶々夫人』などを手がけているそうです。團さんの最後の手紙を見たり、二人とも感涙の再会でした。そして最後に、アモイ在住の女流指揮者を訪ねました。音楽院では、才能のある子供達を集め英才教育をしていました。古い伝統を受け継ぎ、そこから新しい音楽を始めようとしているのでした。伊藤さん「(夕鶴が生きている街で)縁が出来たことで、小さい事からでも何かして行きたい」と思いをかけていました。春の中国の映像も大変綺麗で、伊藤さんも綺麗な方でした。(2005-3-18)
※この番組は再放送だったため、團さんの没年は2001年です。
by klavier_noten | 2005-03-18 10:40 | 音楽/放送 | Trackback | Comments(0)