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by klavier
楽譜 楽書 つぶやき などなど (2005.1-)
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落語家はなぜ噺を忘れないのか/柳家花緑

落語家はなぜ噺を忘れないのか/柳家花緑_c0044677_1341553.jpg


五代目小さんの孫
新進落語家として売れっ子の花緑さんのエッセイ

落語は楽譜やテキストがあるというわけでもなく
噺はその落語を知っている師匠に
直接噺をしてもらって口伝えで覚えるものだそうです

歌舞伎などもそのようですね

伝統芸のというものは皆この形なのでしょう

花緑は最初テープなどで聞いて
ノートーに一語一句を書いて覚えて
師匠の前に行った

丸暗記じゃだめだコピーじゃだめだ といわれたそう
自分なりの演出を入れなおといけない

目線をどのくらい下げるか手をどのくらい上げるか
それは言葉を覚えるだけでなく
人の手の動きを真似るのでもなく

いつも出来る噺は24
2,3回さらえば出来る噺72
あるそうです

持ちネタは高座にかけて作りこんでいくもの

師匠の前で いいよ といわれたからといって
そこで終わりではなく
いつもいつも高座で本番をしないと 噺にはならない

このあたりは 西洋の音楽とも同じですね


落語家はなぜ噺を忘れないのか/柳家花緑/2008-11/
角川800円
by klavier_noten | 2009-03-13 12:45 | 小説・エッセイ | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from 23:30の雑記帳 at 2010-03-04 19:31
タイトル : 「落語家はなぜ噺を忘れないのか」柳家花緑・著|綿々と語り..
落語家はなぜ噺を忘れないのか (角川SSC新書) 落語界の貴公子、柳家花緑である。 タイトルから察するに、 記憶術の本かと思ったら、そうでもなかった。 どちらかといえば落語エッセイみたいな。 柳家小三治、古今亭志ん朝、 立川談志、志らく、談春、 桂小金....... more